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3.2、Python関数の戻り値

C言語やJava言語とは異なり、Pythonでは戻り値の型を統一する必要はありません。つまり、ある関数の戻り値は複数の型になり得ます。

次の例では、文字列を入力します。文字列が「name」の場合、戻り値は名前情報を表す文字列になります。「age」を入力した場合、戻り値は整数で、年齢情報を表します。

>>> def get_info(info_type):  # 関数を定義する
        if info_type == "name":
            return "alex"
        if info_type == "age":
            return 26

>>> get_info("name")  # 関数を使用して、名前情報を取得する
'alex'                # 戻り値は名前
>>> get_info("age")   # 関数を使用して、年齢情報を取得する
26                    # 戻り値は年齢


ほとんどの関数にはreturn文があります。return文がない場合、戻り値はNoneになります。

>>> def no_ret_demo():  # return文のない関数を定義する
        print("Demo a function without return statement")

>>> a = no_ret_demo()   # この関数を使用し、戻り値を変数aに保存する
Demo a function without return statement
>>> a is None           # aがNoneかどうかを確認する
True                    # 戻り値はNone


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Pythonの関数
2021-12-10 23:42:59join communtity
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関数はコードの基本的なモジュールであり、特定の機能を実現し、他のコードから利用することができます。関数を使うことでコードのモジュール性が向上し、コードの組織化がより効率的になり、共同開発が促進されます。
現代のソフトウェア開発言語はすべて関数をサポートしており、関数をコードの最も基本的な単位と考えることができます。たとえ最もシンプルな「Hello, Python」コードでも、print() 関数の呼び出しに関数が関わっています。
この章では、関数の基本概念と使用方法について紹介します。具体的には、Pythonの関数の定義と使用方法、関数パラメータの使い方、よく使用される組み込み関数、そしてlambda関数や再帰に関する内容を含みます。